ラムチェ村の学校(スリーサルソティーセカンダリースクール)

                       の日本語先生募集について

 

 

ここネパールでは、震災以降、多くの日本のみなさんの支援を受けて、
子供たちの「日本語」ブームとはいかないまでも、結構「教えて欲しい」

との思いもあり、現在支援活動を実施しているスリーサルソティー セカ

ンダリースクールの校長先生から「是非、日本語の先生を派遣して欲し

い」旨の要請を受けている。

 

もし、読者の方や知人の方の中に「ネパールの山村での日本語教師」
をやって下さる人が居れば、当方まで連絡いただきたい。

日本の国家試験が合格していなくても、問題なく山村での教師が出来る。

ただ「山村での生活」になるため、多少の生活必需品の準備や
食事代などは自費負担とさせていただきたい。つまり、ボランティアでの対応である。

 

教員資格など不要、「みんなの日本語」を教科書にしての指導となり、
正規の教育でなく、予備知識としての「日本語」の勉強を教えていただきたいのである。

 

この基礎が出来ていれば、12年生卒業後カトマンドウの
「日本語学校」に行っても容易にN4やN3の資格を取ることが出来、
直ぐに日本への橋を渡る事ができるのである。

その基礎知識の日本語の勉強を教える教師を募集!

 

事の起こりは、あの突然起こった「震災」からである。

震災の直後、山村(ラムチェ村)は完全に崩壊し、ガレキから数少ない

家財道具や種籾、穀物を引っ張り出すのに一生懸命であった。

雨期も近く寝る場所を確保するのに必死で作った「コテージ」は

隙間だらけの「掘建て小屋」である。

牛や山羊、ニワトリも一緒に生活する毎日が約1年半。

 

そんな中で、日本からラムチェ村へ多くの救援物資を運んで下さった方々は、乾期雨期に関わらず100人を越える人数となり、村人の目は

「日本人によって村が救われた」との思いを強くした。

日本人との出会いが多いラムチェ村の校長先生は、何度も「是非、日本語の先生を学校に」派遣して欲しい旨要請されたが、

準備に手間取りなかなか「ネパール通信」での依頼が出来なかったのが本音である。

 

 

具体的な山村学校の内容

 

   日本語の教育について

 

   目的:山村の子供将来の雇用の創出のために

 

   対象:ラムチェ村の小中学生&高校生

 

   教員:日本で480時間の教員養成の勉強をされた方々、並びにそれに

   順ずる方々または山村で先生をやってみよう!との強い志のある

       方々。

 

 ビザ:ツーリストビザで最大5ヶ月まで(2~3ヶ月で次の方へ引き渡す形

     で続ける)

 

教員の雇用形態:純然たるボランティアとする。

 

宿舎:モデルハウスで寝泊りし、食事はミナのお母さんが作る。

       (食費は毎月1万5千Rsお母さんに支払う)寝袋は宿舎にある。

 

教育期間:一人で最大5ヶ月で2~3ヶ月でも可

 

教育の形態:一般教育と同様にカリキュラムに組み入れる形を取るよう

    校長先生と調整。

 

教育の開始時期:小学生の2年生から始め、日本語を聞く・話す事から 

開始する。   

 

 

 

教員:日本で480時間の教員養成の勉強をされた方々、並びにそれに

順ずる方々または資格は無くとも山村で先生をやってみよう!と強い志のある方々。

 

先生は自主的な教育内容とするも、「みんなの日本語」を機軸に個性的に進めていただき、子供たちが「日本語を好きになるよう」進めていただければ幸いである。